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塾長ブログ・お知らせ

「やれば出来る」、確かにその通りですが

よく「やれば出来る」という言葉を耳にします。その精神で様々な目標を成し遂げてきた方は大勢いる事でしょう。

中学生であればその言葉の対象は日々の勉強や部活動がメインになってきます。

「やれば出来る」の「やれば」とは

とにかく頑張れば、継続すれば、集中すれば、本気になれば等々、結局は様々な(〜すれば解釈)ができますし、どれも正解だと思います。

しかし「何をやればいいのか」が明確になっていないと折角の努力も空回りしてしまいます。

成績表の「今回のテスト反省記入蘭」は一つの判断材料と言えます。

テストの良し悪し関係なくお子様自身の反省が具体的に書かれているタイプ、つまり己がよく見えている内容なのか、それとは逆に「次のテストは真面目に頑張る」みたいな事が漠然と書かれているだけなのか。

「何」をやればその科目が上昇するのかを明確にしなければいくら頑張っても効果は期待できません。

「やれば出来る」の状態にする為には、先ずお子様の苦手科目の現状を見極め、「得点できない原因」を明確にする必要があります。

例えば中3数学の点数が悪いとします。その原因は中2分野、中1分野のどこにあるのかを探らなければなりません。ひょっとして小6、5年の算数レベルかもしれません。

自分で見つけられないのなら、誰かに見て貰わなければ現状は変わりません。その「誰か」の一部が学校の先生、学習塾、家庭教師、、、だと思います。親兄弟姉妹に頼ると全てではありませんがバトルに発展しがちです。

教科問わず苦手の原因が判明し簡単な問題からやり直していくと「何だそうだったのか」「今なら分かるのに」「意外と簡単だ」「なんかおもしろい」という小さな達成感やワクワクした気持ちが芽生えてきます。

その簡単な問題が「できないという現状」と繋がっていますから、これらの感覚が芽生えたら「やれば出来る」の始まりだと言えます。「やる気」とか「勉強への意識」「勉強の継続」は後から自然とついてくるものです。

以上のように「やれば」の「何を」のところを発見し行動に移せる夏休みになればその科目の得点上昇が見えてきます。

First Stepでは学力をつける前の段階を重視し、積み残している単元を利用して「わかった」「出来た」という小さな達成感を積み上げていく事から始めます。

勉強でもスポーツでも一時の感情や気分で言い訳をしたり、継続をやめたり、、即ち「逃げる」ではなく「もう少しだけやってみようかな」という行動、その先に「楽しさ」があることを勉強を通じて認識して頂ければと思います。

もちろん「勉強が好き」状態になれるのであれば理想ですが、最低限「やはり勉強はしなければ」という考え方になって頂く学習塾です。