「定期テスト後」にある好機(2)
当教室では、テストの結果に関わらず「新たな目標設定」を掲げ、定期テスト終了の翌週から実施しております。
例えば英語。単語や熟語の暗記をさぼったままテストに突入してしまい、結果が伴わなかったタイプ。
今まで単語など、ましてや熟語など覚えた事もないタイプ。
当然普段から覚える事には抜かりなく好成績のタイプ、様々です。
どのタイプも新単元に向けての新しいスタートには変わりありません。
目標は学年末テスト。まだまだ日数的にも余裕があります。
2学期定期テスト終了~テスト返却~結果判明、この期間で敢えて少しずつ英単語熟語をコンクール形式で競って頂きました。
最初は「テストが終わったばかりなのに~~」の気持ちが抜けず正答率平均は58%でした。
無理もありません。
しかし冬休みを迎えるまでの約1カ月で98%、しかも単語熟語の数は少しずつ増えての結果です。
正直驚きました。冬期講習では、単語の意味など気にせずに文法に集中できました。特に元々英語が苦手なメンバー達の躍進が感じられました。
中学生たちは全てとは申しませんが、やはりテストが日数的に近づいて来ないと勉強する意識は中々生まれ難いものです。
しかしちょっとした「イベント感」でこれまで全く覚える努力も意識もなかったタイプがここまで仕上げてくるとは驚きです。
この英語miniコンクールに関して最初は、「面倒くさいから覚えたくない」から「面倒くさいけど、覚えなければ」から
「点が上がってきたから、覚えてみようかな~、ちょっとやっとこうかな」と徐々に勉強への準備に変化が見えて来たのです。