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塾長ブログ・お知らせ

それでも勉強しない君へ

中間テストも終わり連休等で十分リフレッシュした事でしょう。

しかし週明けから答案用紙が返却され、自身の点数に一喜一憂する時期でもあります。

冒頭の「リフレッシュ」とは、テスト前に向かって当たり前の努力(準備)をし、決して好きではないかもしれない勉強に真摯に向き合った方々が満喫できる至福の時(解放感)をリフレッシュと言うのでしょう。

一方、普段からこれといった学習もせず、テストが近づいて来てもテスト範囲表が配布されてもダラダラと過ごし、学校のワークなどの提出物はほぼ解答を写すだけ。または提出すらしない。

流石にテスト数日前になると少しはバタバタと勉強らしき事はするが学力が無い為長続きもせずテスト当日を迎えてしまう。

焦っているのは親ばかり。

テスト終了後は頑張った方々と同じように、「やっと終わった〜」と解放感だけはキッチリ味わう。

テストが返却されると、その時、もしくは親に見せる時は著しく反省するし、心から自分の低得点を反省している人も多い、、、、但しその時だけ。

あれだけ反省していたはずなのに、僅か数日でそれらの低得点科目はほぼ無かった出来事となり、それに対する勉強どころか新単元の学習(復習)もしない、、、。いや、元が分かってないので「できない」「続かない」

そして放置、、、、現実逃避。

そのうち次の定期テストがやって来る。また分からない所だらけ。月日だけが流れずっとこれを繰り返して学年だけ上がって学力は更に下降。

中3のどこかのテストで初めて「ゾッとする」テストを経験。その点数の低さは想像を絶する。

中学受験を経験していれば多少なりとも結果が出る厳しさをイメージできるかもしれません。

しかし、これから高校受験を経験する方々は当然未経験なので普段の学力不足が自分自身で学力があるかないか位は必ず判断できます。

上記のように成績が一向に上昇しない傾向、またその原因は「理解力」ではなく、現状を変えてみよう、変えてやろうとする「行動力と継続力」です。頭の良し悪しは意外にもあまり関係ありません。

一部の例外を除き、中学生は基本的に勉強は好きではありません。しかしそこの所を割り切って普段から宿題、復習、小テストの勉強、ワークの提出など最低限の勉強を継続するだけで学力は普通に定着するのです。

今現在の単元が理解できていないなら過去の(前学期、前学年、前々学年、小学校分野などの)学習内容をやり直してみる行動をとるべきです(相当根気が要りますが)。

また、やり直す箇所が分からない方々の為に学習塾があります。どこでつまずいたか、どこから、いつ分からなくなったのかを明確にします。やり直す気持ちさえあれば現状を変えられます。

不思議なことに低得点の現状はテスト期間が終わると嘘のように忘れ去られます。

だからこそ現状回復のチャンスは次回の定期テストから離れている「普段」にあります。

「テストが終わったばかりなのに、もう勉強しないとだめなの?」「終わったばかりだからもう暫くのんびりしたい、させてよ。」という気持ちは理解出来ます。

しかし

普段はおろか、テストに向けてまともな努力すらしたことないのに「のんびりしたい」と言えるのは、半年後、1年後、2年後の更なる低得点がイメージできないからなのでしょうか。

勉強というものは今現在は「嫌な事、物」かもしれませんが、いつの日か必ず「勉強しておいて良かった」と思える日が来ます。

『勉強嫌だけど先々の事を考えると(イメージすると)、最低限の学力は必要だからやっておこうかなァ』なのか、、『とにかく勉強はしたくない。どうせ分からないからやってもムダ!』で押し通すのか。

もし普段から低得点の現状が気になってはいるが、ゲーム等の娯楽に走って現実逃避している方々、自分の現状を心の奥底で気にしながらの娯楽は本当に楽しいのでしょうか。

近い将来、学力不足が原因で進みたい道も閉ざされ、本当に後悔した時には歳だけとってる。親御さんをはじめ様々な方々が「勉強しておいた方がいい。勉強しなさい」と言っているのは「勉強しなければどうなるか」を経験上知っているからです。

それでも「遊びたい!部活だけしたい!勉強したくない!」で貫き通すなら、将来来たるべき困難、不安、孤独感をも覚悟して勉強しない日々を送ればいいと思います。

ほんの少しだけの気の持ちようで勉強できる状態になります。時間、日数はかかるかもしれませんが変化は必ず訪れます。

それでも、それでも君は勉強しませんか?