この時期だからできること
新学期が始まりあっという間に1か月半が過ぎました。
4月当初は新しい単元の難易度はそれ程でもなく勉強面では平和な感じが漂っておりました。
そのような中、当教室では英語なら新出単語、熟語の確認テスト、簡単な英文のテストの実施。
数学なら計算の正解率の安定など至極当たり前の事を「確認テスト」という形ではありますがほぼ毎回繰り返して参りました。
勉強内容の難易度は大したことなくても「どのくらい覚えているか」「テスト形式になったらできるのか」で確認テストを実施してみると意外にミスが目立ちます。
子供たちの「この程度ならできるだろう」と「現段階の実力、得点力」にはその認識に少なからず「開き」があります。
学校の課題である「1pノート」の1ページだけを埋めただけで「その日は勉強した、宿題は終わった」と思っている日々の勉強で学力はキープできません。
最近、当教室のメンバーの確認テストの結果が非常に高い位置で安定しております。
4月当初は、準備不足明白で再テストのメンバーが多かった、つまり「やらされる勉強」の状態だったのですが
GW明けから「自らやる勉強」に変化しているのです。
それだけ6月半ばに予定されている定期テストを意識できだしたということでしょう。
運動会の練習、その後の部活、気温の上昇とハードな毎日が続く中、最低限度の学習が継続で来ているのは頼もしい限りです。
来月、テスト範囲表が配布されてから一から勉強し直す必要はありませんし当方のテスト対策もレベルの高いところから実施できます。
テスト直前に必死で勉強して好成績を収めるタイプもいますが、テストに対し、自身がどれくらいの「準備期間が必要なのか」を悟ることが何より肝要かと思います。
特に中3生は残された定期考査は後3回。
6月の定期考査(1回目)で自己ベストを目指し、夏休み~秋冬の受験シーズン本格化に備えたいところです。