反復、復習の威力
誰でも理解力はあります。問題は「理解した後の、、、」定着度です。
9月の定期考査も終了既に20日余、結果も出揃う時期です。
各教科に対して様々な思い(反省点)などがある中で次回に向けて
新たな目標を決意されているところでしょうか。
結果が出た方は今後もその力を元に学習を進めるのみ。
そうでなかった方は「問題点」を自らがそれを認識しないと1か月半後、同じような結果、
もしくは更に良くない結果になるかもしれません。
どの分野でも余程のことがない限り、説明を聞いて「分からない、理解できない」はありません。
しかし次の授業、または一週間後の復習テストなどで「理解している方」「ほとんど忘れている方」に分かれているのが「学力の差」といえます。
点が取れない原因は至ってシンプルで、習って理解した後の勉強ができているか否か、ただそれだけなのです。
例えば中3のある生徒、6月の定期テストで5教科282点。9月の定期考査で422点。 3年なので修復する分野の広さは相当なものでしたが、「復習、反復」の実践と継続がこの結果をもたらした要因と言えます。
特に定期テストは各学校のテスト範囲に「ワーク」の範囲と提出期限が書かれています。解答集も渡されています。
テスト返却後から期末考査に向けて新しい単元に入っていると思われますが、日が経つにつれて次回のテストへの決意も徐々に薄れていくこの時期、学校のワークをどの教科でもいいから「少しでもやってみる」を実践してみてはいかがでしょうか。
いずれにせよ学校のワークはテスト期間には提出を義務付けられます。
期末考査までまだ日数がある中での行動は必ず「変化」へのきっかけになるでしょう。
私が常々心配しているのが「まだ次のテストまでに時間があるからもうちょっとしたらやろう、、、」という気持ち。
それは「先延ばし」の感覚です。
この「根拠のない余裕」を打破しなければ学力の向上は訪れません。
数年前テレビCMで流行った「いつやるの?いまでしょ!」はシンプルですが至高のアドバイスだと思うのです。