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塾長ブログ・お知らせ

真面目に勉強しているようでしていない「逃げ」の心情(2)

まず一つ目は「親の目もごまかせる」ところです。塾も行ってる(行きたくないとも言わない)、提出物は出してるし、宿題もやってる。

つまり「自分はやっているアピール」ができているのです。そしてそれを言い訳にして自分を甘やかすこともできる。

当然「塾に行く意味」などそれ程は理解はしていない。

親御さんから見ても、子供の学習生活は、一見やることはやっているようにも思えるからあんまりきつく突っ込めない。しかし子供はそれも計算済み、、、、。

二つ目は、「核心」に触れられたくないという気持ちです。

「核心」とは、「勉強はしなければ。勉強ときちんと向き合わなければ。この点数ではマジでヤバい」という極めて真っ当な感覚を持っているのに自ら蓋をする、理解はしているが敢えて現実を見ない、それはしたくないから。この現状を考えたくない、まだまだ遊びたい、といった心情です。

 核心に触れられたくない、いや勉強に対して「やらなければ、やってみよう」という気持ちを持つ(覚悟)が嫌なのか、面倒なのか、勇気がないのか、いずれにしても同じ「逃げ」の心情がどうしても勝ってしまうのです。

だから自分の苦手な科目や単元が「放置状態」で克服できない状態が続いているだけなのです。